三つ巴の最終戦。ダリオとディクソンは、3人より前でフィニッシュすれば、決定。カナーンは、優勝が絶対条件。後は2人の獣医師代といったところだが、そんなカナーンが開始早々、タイヤのバーストにより脱落。
2人のまっちっレースになるかと思いきや、レースをリードしたのは、ペンスキー2台。その後ろに、ダリオ、ディクソン、ダンが追いかける形が続く。しかし、ここに来て好調だったダリオのマシーンにプッシュが出て、思うように走れない。一方、2台編隊でトップグループを形成している、ターゲットのディクソン。誰の目にも、ディクソン有利でレースは進んでく。
そして、終盤に差し掛かったところで、勝利の女神は、ちょっとイタズラを仕掛ける。
グリーン中のピットインが始まり、ディクソンもピットイン。後はダリオが入るのみとなった136周目、メイラが単独スピンクラッシュ。イエローとなったが、ここで、一つ目のドラマ。
ダリオがコントロールラインを通過するかしないか微妙なところでのコーションだった為、ダリオの前でピットアウトしたディクソンが、周回遅れになるかどうかで、協議が始まった。通過してれば、周回遅れでディクソンOUT。通過前なら、同一周回でセーフ。
判定は…。
セーフ。これによりチャンピョンシップは、最後のゴールまで待たれた。
ここで、リードラップはディクソンとダリオのみ、後は1周遅れ。残りは49周。二人は、同時にピットイン。給油のみでピットアウト。
残りをノーピットで行く策を取った。レースは直後にグリーン。残り48周。まともに走ってはガスは持たない。ダリオはチームメートがそばに居らず、泣く泣く6位に落ちて、燃料セーブしラストにかける。一方ディクソンは、温存の為、チームメートのダンを先に行かせ、ドラフティングで燃料セーブ。ディクソンの断然有利。
が、ダンが196周目ギヤボックストラブルでストップ。最後のフルコースコーション。
コーションのおかげで、2人とも燃料セーブが出来、残り2週でリスタート。
スタートダッシュが決まり、ダリオがディクソンに並びかけ、鼻先を突き出す。負けじとディクソンが、指し返す。そして最終ラップ。一気にディクソンが突き抜ける。勝負あり!
が!が!が!!!
第3ターン ディクソンがスローダウン!
痛恨の燃料切れ!
最終ターンで颯爽とディクソンを抜き去りフィニッシュ!
これ以上ない大逆転劇的勝利をものにした。
【アーカイブ 2007 IRLの最新記事】







